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よくある事例①

Aさん(68歳女性)は、30年間仲良く暮らしてきた夫が、
突然の病気で急死してしましました。
Aさん夫婦には子どもはおらず、夫の両親はすでに他界していましたが、
夫の兄がいます。
夫が残しためぼしい財産は自宅のみだったため、
Aさんは、夫の兄との間で遺産分割をした結果
長年住み慣れた自宅を売却することになってしまいました。

回答

ご夫婦の間に子どもがいない場合、夫婦どちらかが先に亡くなった場合、
当然に残された方が全ての財産を相続できるわけではありません。
法律上、法定相続分は被相続人の配偶者が四分の三、被相続人の兄弟姉妹が四分の一となっています。
預貯金が多い場合は別として、唯一の財産が自宅の場合、自宅を処分して金銭で分配するしかないのです。
相続人間で話し合いが付かなければAさんのように住み慣れた自宅を手放さないといけないケースもあるのです。

このケースでは、Aさんの夫が「全財産を妻(Aさん)に相続させる」という内容の遺言を用意しておけば
このような事態を回避できました。

なお、兄弟姉妹には遺留分がありませんので、遺留分減殺請求をされる心配はありません。

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